パリの師走
2009年 12月 17日
12月は、師走でみんな忙しい。日本でもそうでしたが、こちらでも、何やら、かんやら、あっという間に12月半ば過ぎています。
でも、残念ながら、娘はずっと病気で、なかなか外に出られません。
そんな引きこもりの私達のところに、先日、「マダム!」とノックをする音が。
アパ-ト入り口のインタホン無しで、直接ノックをされたので、無視しようかと思ったんですが、しつこいので、ついドア越しに返事をしてみました。
私: 「誰?」 (←かなり失礼な警戒心丸聞こえの声で・・)
相手: 「ポンピエ(消防士)です。」
私: 「なんで?」 (←また、またぶっきら棒)
相手: 「カレンダ-の為です。」
私: しばし沈黙。????「カレンダ-って何?」(なんで、ポンピエさんがカレンダ-?と一瞬頭の中??)
相手: しば、しば沈黙。そして・・・・
「さようなら~マダム。ボンソワレ~!」と去って行っちゃいました。
まあ、実際よくわかってなかったんですが、毎年12月になるとポンピエさんたちがカレンダーを持って各家庭を訪問するんだそうです。値段は受け取る側が決めるので、料金はその人の気持ちだそう。ポンピエさんは、前も書いたけど、フランスでは、超人気の市民のヒ-ロ-。鍛えられた体に、機敏な動きに、女性がキャ-、キャ-、騒ぐほどです。
あのポンピエさん、きっと、私がカレンダ-というフランス語さえもわからないと思って、帰っちゃたんでしょうね~。(笑) あの後、しばらく、一人で笑っていました。ちゃん、ちゃん。
来年は、ドアを開けてみようかな。
# by yukiparis | 2009-12-17 23:07 | フランスの日常